石毛直道 自選著作集  全11巻+別巻1
第Ⅱ期 7~11巻 価 格/35,000円(税別)

第9巻 環境論・住居論

第9巻
総 目 次
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(単行本等)=『 』
(論考等)=「 」

1 環境と生活様式...............

5

「季節と文明」......................
..


7

季節への順応──狩猟採集 8
無季節の追求──牧畜 10
けじめをもつ季節感──農業 11
環境決定論 13
これから 15

「マンゴーラ村における四つの生活様式」
...

17
















Ⅰ はじめに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 17
  1 調査の対象と目的 17
  2 調査の方法 18
Ⅱ マンゴーラの自然‥‥‥‥‥‥‥ 20
  1 自然生態系の一員・ハツァピ族 20
  2 入植と自然生態系の変化 21
    自然の破壊と限界にきた入植
Ⅲ ハツァピ族のくらし──ドンベチャンダ集団 23
  1 周囲の自然 23
  2 家族 25
  3 生活史から 29
    パンダの話/ボーデの話/ウセニボゴの話
  4 家族と住居 33
  5 一日のくらし 37
  6 食生活 41
  7 狩猟・採集 44
  8 家計 48
Ⅳ ダトーガ族のくらし──ギチェロ家‥ 50
  1 周囲の自然 50
  2 家族 51
  3 生活史から 53
    ギチェロの話
  4 家族と住居 54
  5 一日のくらし 57
  6 食生活 62
  7 牧畜 63
  8 農業 65
  9 家計 66
Ⅴ イラク族のくらし──ラグダ家とワルサン家‥ 68
  1 周囲の自然 68
  2 家族 69
  3 生活史から 70
    ラグダの話/ワルサンの話
  4 家族と住居 73
  5 一日のくらし 76
  6 食生活 80
  7 牧畜 81
  8 農業 82
  9 家計 83
Ⅵ スワヒリのくらし──ラシディ家‥‥‥‥ 85
  1 周囲の自然 85
  2 家 87
  3 生活史から 88
    ラシディの話
  4 家族と住居 91
  5 一日のくらし 94
  6 食生活 99
  7 農業 102
  8 家計 104
Ⅶ 物質文化と生活様式‥‥‥ 107
  1 方法 107
  2 服装 110
    1.ハツァピ族/2.ダトーガ族/3.イラク族/4.スワヒリ
  3 物質文化の比較 115
Ⅷ おわりに‥‥‥‥‥ 120
  1 まとめ 120
  2 これからの変化 127
    (1)物質文化比較表/(2)商品表

「環境観の一般モデル」........
..........

140
一 主体と外界‥‥‥‥‥‥ 140
二 環境の認識‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 142
三 エネルギーと情報 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 145
四 四つのカテゴリー ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 147
  一 ヒトのつくった環境 147
  二 自然環境 149
  三 社会環境 151
  四 物質文化環境 154
  五 情報環境 158
五 環境のシステムモデル‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 163
  一 四つのサブシステムの合成 163
  二 環境サブシステム相互の関係 165
    1 コミュニケーションの回路/2 モノの回路/
    3 分力の合成/4 経済活動/5 技術

  三 座標系としての応用 170
    1 自然的環境と社会的環境/
    2 物質的環境と精神的環境/3 四つの象限
六 環境観の一般モデル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 175
  一 動態モデルとして 175
  二 主体との関係 178
  三 文化のフィルター 180

2 住居空間の人類学.............

185












『住居空間の人類学』............

187
まえがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 188

    モノグラフ集
1 八つの社会の住居....................
191

Ⅰ サバンナの住居.....................

193
1 マンゴーラ村の自然と四つの社会 ‥‥‥‥194
  自然とムラの成立 194
  集団の住まいわけ 195
2 ハツァピ族の住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 201
  ノマディズム 201
  乾季の住居 204
  雨季の住居 205
  雨季の集団と集落 210
3 ダトーガ族の住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 216
  トゲの木の垣 216
  垣根 217
  人間と家畜の住まいわけ 217
  家屋の構造 222
  家屋の内部空間 225
    フーランダ/ゴーリダ
4 イラク族の住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 230
  家屋型式の多様性 230
  マンゴーラのイラク族の住居の種類 238
  世帯の住まいわけ 240
  テンベ型式 241
  ニュンバ型式 246
  家屋内空間の分割 249
  ダトーガ族とスワヒリの影響 250
  アスモとコーリ 252
5 スワヒリの住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 254
  ニュンバ 254
  屋敷地 255
  家屋の建てかた 257
  家屋内空間の分割 262
  家族と住居 265
  スワヒリの家屋様式の整一性とその起源 268

Ⅱ 砂漠とオアシスの住居....
............

273
1 フェザンの自然とメガルハ族‥‥‥‥‥‥‥ 273

  フェザンの自然 273
  砂漠での生活 275
  水源の種類とオアシス集落の類型 276
  メガルハ族 279
  デブデブ・オアシスの形成 281
2 メガルハ族の住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 285
  テント 285
  日乾レンガの家屋 289
  デフと固定テント 294
  生活様式の変化と住居 295

Ⅲ 森林の住居....
.....................

298
1 西イリアン高地の自然と部族‥ 299
  西イリアン高地の部族 299
  ウギンバの自然 300
  二つの部族 302






2 モニ族の住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 305
  モニ族の家屋 305
  モニ族の住まいかた 307
  モニ族の家族と住居 312
3 ダニ族の住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 315
  ダニ族の家屋 315
  ダニ族の家族と住居 318

Ⅳ 島の住居....
......................

324
1 トンガ諸島の自然と歴史 ‥‥‥‥‥ 325
  トンガ諸島の自然 325
  重層社会における建造物 326
  近代化と建造物の変化 335
  土地・家族・住居・集落 339
2 トンガ人の住居‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 342
  多棟型の住居 342
  建築様式の二分類 345
  ファレ・トンガ 346
    A ファレ・ファカタ/B ファレ・タエタ/C ペイト
  ファレ・パパランギ 355
  屋敷 361
  



  ディスカッション

2 住居空間のデザイン....
...............


 

 
367
1 シェルターとしての住居 ‥‥‥ 368



2 自然と住居・集落‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 372
3 住居の一般的機能‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 376
4 ものと住居 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 381
5 隔離と開放‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 384
6 隔離空間と客の種類‥‥‥‥‥‥ 387
7 見えない結界‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 391
8 機能空間・共有空間・隔離空間 ‥ 393
9 住居様式の決定要因 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 399
あとがき‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 408

[解説]....
..........................

411
1 環境と生活様式‥‥‥‥‥‥‥ 412
「マンゴーラ村における四つの生活様式」 412
「環境観の一般モデル」 414
2 住居空間の人類学‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 416

初出・底本一覧 ........................

420



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